BarTag Express から SQL Server に接続するには?

キーワード: BarTag Express、SQL Server、バーコード、QRコード、GS1128

BarTag Express は、MS Access、SQLite、MySQL、SQL Server、PostgreSQL、MariaDB を含むさまざまなデータベースに完全対応しています。

BarTag Express を SQL Server データベースと連携して使用するには、2つの方法があります:

方法1:BarTag Express のインストール時に SQL Server をデータベースの種類として選択します。

BarTag Express の SQL Server ODBC ドライバーインストール

方法2:インストール時に選択しなかった場合は、以下のリンクから SQL Server ODBC ドライバーをインストールすることで手動でサポートを有効化できます: SQL Server の公式ウェブサイト

インストールが完了したら、Windows の検索バーから「ODBC データソース(64 ビット)」ユーティリティを開きます。

BarTag Express の ODBC データソース

ドロップダウンメニューでデータベースを選択するよう求められるダイアログボックスが表示されます。

BarTag Express のデータベース選択

SQL Server に関する情報(データソース名、IP アドレス、ポート番号、ユーザー名、パスワード、データベース名)を入力します。入力後、「テスト」ボタンをクリックして接続を確認します。

BarTag Express の SQL Server 接続設定

BarTag Express を起動し、サイドメニューから「データベース」ボタンをクリックします。対応するデータベースタイプの一覧が表示されるので「SQL Server」を選択して「次へ」をクリックします。

BarTag Express のサイドメニューのデータベース

SQL Server の資格情報を入力する新しいダイアログが表示されます。ODBC データソースで設定した DSN 文字列を入力することも可能です。

BarTag Express のデータソース DSN 文字列

または、DSN を使用せずに以下のように接続情報を直接入力することも可能です。「次へ」をクリックします。

BarTag Express の DSN を使用しない接続文字列

SQL Server データベース内の利用可能なテーブル一覧が表示されます。使用したいテーブルを選択します。

BarTag Express のデータベーステーブル一覧

SQL コマンドウィンドウには自動的に「SELECT * FROM `avgprice`」が入力されます。SQL Server の予約語との衝突を避けるために `avgprice` をバッククォートで囲んでいます。緑色の「実行」ボタンをクリックします。

BarTag Express の SQL コマンドウィンドウ

データベースのすべての列が下部のテキストボックスに表示されます。不要な項目のチェックを外し、「完了」ボタンをクリックします。

BarTag Express のデータベースフィールド一覧

選択されたフィールドは、BarTag Express の右側にあるプロパティウィンドウに表示されます。

BarTag Express のデータベースフィールド

データベースフィールドをラベルにバインドするには、フィールドリストの「ティッカー」ボタンをクリックしてから、ラベルをクリックします。選択したフィールドの値がラベルに表示されます。

BarTag Express のデータベース TrueType フォントのテキスト

テキストを選択すると、プロパティウィンドウに「バーコードに変換」ボタンが表示されます。クリックすると即座にバーコードに変換されます。

BarTag Express のテキストをバーコードに変換

バーコードが表示されたら、プロパティウィンドウでバーコードの種類(QRコード、Code128など)を設定できます。

BarTag Express のバーコードのプロパティ

SQL Server のデータから生成された QRコード付きのラベルがすべて完成しました。

SQL Server の QRコード(BarTag Express)